薬に対する当院の考え方

当院にいらっしゃるお客様は、何かしらの身体の痛みや不調がきっかけで来院されるケースが多いです。もちろん事前に病院で検査を受けたり心療内科に通っていたりする方が多いのですが、そのうちのほとんどの方が薬を服用しています。
また長期にわたり薬を服用している方は特に、仮にやめたくても離脱症状や先の不安がある為にやめるにやめられない方のご相談も多く寄せられております。

今回は当院の薬に対する考え方などについてまとめました。
同じ服用でも以下の考え方をご理解いただいた上で服用するのと、言われるがまま、流されるままに薬に依存して服用を続けていくのとでは予後が大きく変わっていきますので書かせていただきました。
この考え方をご理解いただき、合わせて当院でお伝えしている適切なセルフケアのコツや食事療法を実践をされることで、自然治癒力(=人間が持つ本来の治る力)や免疫力が高まり、根本的な治癒への近道となりますので書かせていただきました。ご一読いただければ幸いです。

  • 薬は痛みや症状を治すものではありません

    人は大抵、痛みや不調が出ると病院に行って注射を打ったり薬を飲んだりします。
    それは何故なのでしょうか?ただ単に痛みを取り除きたいという気持ちもあると思いますが、そこには何かしらの「不安」が心に生じるからです。
    その、痛み・症状=「大丈夫だろうか?」という「不安」を解消するためにあまりきちんと考えずに「一般的な常識」を頼りに病院でもらう薬に頼ってしまうのが現代人のようです。一時的にせよ不安や痛みから逃れたくなるのが人間というものですからその気持ちもよく分かります。
    しかし薬を服用する前に今一度考えていただきたいのです。両親から授かったたった1つしかない大切な身体の中に取り込むものなのですから。

    では、そもそも薬とは何なのか?何が入っているのか?きちんと調べて飲んでいるでしょうか?誤解されている方が非常に多いのですが、

    実は薬とは症状や痛みを治すものではありません。

    では「薬を服用する」とは一体何なのでしょうか?

    それは、一時的に痛みを感じなくさせたり症状を無理矢理緩和させたりする対症療法別名、姑息療法と言います。簡単に言うと、「その場しのぎの処置」ということになります。
    もちろん医師や薬剤師は実はこのことを知っているし、医学界では常識中の常識です。
    しかし、これをそのままテレビやメディアで宣伝してしまうとどうでしょうか?
    そうです。薬は売れなくなります。そうすると一部の困る人たちがいるのです。
    日本の国民医療費は、30兆円を超えています。これはもちろん世界一です。その大部分を薬や注射、そして行く必要のない病院通いをする多くの国民が負担しています。何も知らない国民はお医者さんの言うことだからと信じ込み、実費で多額の医療費を支払っている方もたくさんいます。
    ・・・話を戻します。

    つまり、薬とは痛みや症状を治しているわけではなく、一時的に感じなくさせているに過ぎないのです。だから当然、薬の効力がなくなれば痛みや症状はまた現れることになるのです。
    例えるなら、火事が起きているそばで火災報知器が鳴っている時に、火元を消さずにせっせと火災報知器のベルを消すスイッチを押し続けているようなものです。
    そして薬の成分は様々な化学物質や石油でできており、例えば頭痛薬には血流を阻害する成分も入っています。
    常用して飲み続ければ飲み続ける程、場合によっては本来人間が持つ免疫機能や自然治癒力が弱まり、「治らない体」をつくってしまうこともあるのです。
    つまり治療と思って「服用」を続けていたことが逆に「治癒」のプロセスを抑制させてしまうこともあります。
    もちろん薬のすべてを否定するつもりはありません。緊急を要する場合などは薬に頼ることも必要です。しかし、誤った認識に依存し、常用をすることのリスク(=依存性が高い)を考えずに漫然と服用を続けてしまうこと自体が高リスクであると当院では考えています。
    事前にきちんと薬のことを知り、リスクを理解していればやみくもに服用することもなくなります。このことをご理解して頂けるだけでも根本治癒への近道となります。

    「依存から自律へ」

    この考え方が腑に落ちた方から自然治癒の扉が開かれていきますので、これがきっかけで回復の一助になっていただければ幸いです。

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