春に出やすい症状と予防法・解決法

こんにちは!
頭痛、肩こり専門【中村かえる整体院】の中村です。

先日、無事に息子の保育園の卒園式を済ませることができました。

春のキーワードは【成長】ですよね。
芽吹き時と呼ばれるほど、伸びよう、成長しようと上へ上へとエネルギーが集まります。
花が咲き、子供はどんどん成長します。
入学、進学など次なる成長の季節です。
ただ、大人は成長が止まっているため、このエネルギーを上手く使うことが出来ません。体の上へと集まるエネルギーが頭打ちになることでですよね。、さまざまな不調が体に現れてきます。以下に不調の例を挙げておきます。

【春に出やすい不調の種類】
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・頭痛
・頭がボーっとする、のぼせる
・首の痛み
・寝違え
・肩こり
・五十肩、四十肩
・背中の詰まり
・背中ニキビ
・動悸
・めまい
・息の吸いにくさ
・肋間神経痛
・耳鳴り
・目の痛み、違和感
・花粉症
・鼻づまり
・口内炎、口腔炎
・喉の詰まり、違和感(ヒステリー球、梅核気)
・不眠
・便秘
・逆流性食道炎
・腰痛

・ぎっくり腰
・足のふらつき
・手足の冷え
・何もないところでつまずく など
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一見バラバラに見える症状ですが、根本の原因は共通しています。
体の上にばかり全身のエネルギーが集まると、手足や腰回りの血流が奪われてしまい、結果として冷えや痛みが生まれます。

暴飲暴食、不摂生、ストレスのため過ぎなども体の上ばかりにエネルギーを集めてしまい、上に記した症状に繋がってしまいます。
体の上に集まるエネルギーによる不調は、お酒を飲むと顔が赤くなるのと同じです。
頭にばかりエネルギーが集まるため、足もとがフラフラになります。
根本の原因は、上へと集まりすぎたエネルギーであるため、解決するための方法は、エネルギーを下降させる工夫、または発散することが必要となります。
体から出す、もしくはエネルギーを使うことが大切です。

食べ物では【苦味】(お茶や野菜など)を積極的に摂ると、体内の膠質浸透圧が上がり、エネルギーを下降させる働きがあります。コーヒーがお好きな方なら、無糖で飲むのが効果的です。
【酸味】も大変有効です。すっぱい!!(>_<)と感じる味の運動方向は【内向き】のベクトルです。
例えるなら【噴水】をイメージしてください。
内向き(上向き)の運動エネルギーにより、上まで上がりきった動きは、やがて下降軸をとります。勢いづいたのちに、下降させる働きを持っているため、体の上に集中したエネルギーを動かすことに有効です。
酸味を上手に取り入れることはエネルギーをうまく下降させ、体内の調子を整えるためにも一躍買ってくれます。イライラや考えごとが続いている時にも
頭がスッキリするのでオススメです(^-^)

エネルギーを上手く消費するには、体内にこもらせない事も大切です。
そのため【排便・排尿】の働きも大切になります。
苦味や酸味の働きは、デトックスも促進してくれます。逆に、にんにくや唐辛子は、エネルギーを上へ上へと押し上げるだけの食べ物ですので、、上に挙げた不調で体がしんどい方は余計にひどくなりますので、避けた方が良いでしょう。
食べ物も、摂る種類と用途ひとつで、毒にも薬にもなることを覚えておいてください。食べ方や、食べる量も大切です。

エネルギーの消費方法では【発汗】も大切です。可能であれば体を動かして汗をかいてください。なにもせずダラダラと汗をかくことに比べて解毒量はその4〜5倍になると言われています。オススメは【早歩きのウォーキング】です。体内にたくさん酸素を取り入れながらエネルギーを上手に使いましょう。

汗をかく場所は【背中】からが一番最適です。エネルギー調整に適しており、風邪をひいても背中から汗をかけばすぐに治ります。

ご自身で工夫できることもありますが、解決が難しいときは無理をせず、早めに当院の施術を受けてみてください。

体も好きで不調をだしている訳ではありません。
「ちょっと待って!」と体の無理に早く気づいて欲しいだけなんです。
四季ごとに正しい生活の仕方があり、その範疇を超えた生活をしていると不調が現れやすくなります。
さらに無理が続くと、次の季節に使うパワーまで前借りしてしまいます。
その季節の過ごし方に整える、リセットすることが大切です。

西洋医学の範疇で、画像診断や血液検査を行っても、先に挙げた不調の原因は目に見えず、【原因不明】となります。
ですが、自然の法則を取り入れた東洋医学では、目に見えない大気の変化も大いに体に影響すると考えます。
人間もあくまで動物の一種。自然の一部です。知恵があり理性があるぶん、産まれながらに備わった本能的な部分が鈍くなっているだけです。
体内環境を年中一定に保つことができる反面、環境に合わせた生き方を無視は出来ないのです。

適切な過ごし方や、気をつける時期のアドバイスも出来ますので、当院へのお問い合わせも大歓迎です^_^
お困りごと、些細な相談、お気軽に連絡ください。

●症状を追いかけない整体 
当院の整体は症状を追いかけません。症状は結果であり、原因ではありません。そして症状を引き起こしている原因は1つではありません。様々な原因が複合的に絡み合っています。
生活の中の改善できることを改善し、体の面、心の面、出来るところから整えていきます。当院ではそのためのお手伝いをさせて頂きます。

どこに相談していいのか分からない…
そんな時はぜひ一度、中村かえる整体院にご相談ください

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繰り返すぎっくり腰はなぜ?

こんにちは(^^)

肩こり・頭痛専門【中村かえる整体院】院長の中村です。

当院は肩こり・頭痛専門ですが、もちろん腰痛やぎっくり腰、股関節痛など、腰や下半身の症状に対しても対応しています。

やはりこの時期に増えてくるのが、ぎっくり腰の患者さんです。直接の原因は様々ですが、年末年始は胃腸に負担がかかりやすい食事が増えたり、運動不足や急激な寒さ、仕事のストレスも多くなりがちな時期だからなのではないかと考えています。

今日もぎっくり腰の辛さでいらっしゃった方がおりました。

江戸川区からお越しの40代の女性です。普段は4週に1度、眼精疲労、肩こり、腰痛のメンテナンスで通われている方です。

お正月明けに仕事が始まったあたりから、腰に対する違和感はあったものの、放置していました。一昨日の朝に顔を洗っている最中に腰に激痛が走り、そこから動けなくなったとの事でした。1日安静にしていたら、何とか歩けるようになったので、本日当院に駆け込まれました。

この寒い時期や、季節の変わり目など、ギックリ腰を繰り返しています。
初めて症状が起きたのは5年前の1月の寒い時期。それ以降、毎年1月あたりと、春先あたりのどちらか同じ時期にぎっくり腰が起きています。

それ以前からもともと腰痛持ちでしたが、ぎっくり腰を発症するようになってからというもの、ますますお身体に対する不安が強くなってしまったとの事でした。

腰はどちらかと言えば右側(仙腸関節付近)に痛みが偏っており、その延長で右側の坐骨神経痛も時折出るということでした。
太ももの外側もカチカチに張っており、足先は右だけが外側を向いている状態でした。
睡眠時間は普段は7時間ほどだそうですが、一昨日ぎっくり腰になってからは夜、途中痛みで何度も目が覚めてしまい、不眠気味になっているとの事でした。

ご自宅から電車と徒歩で当院に到着されましたが、歩いている途中でコルセットがしんどくなり、外して歩くとラクだったそうです。
コルセットは長時間つけていると、締め付け・圧迫により、腰回りの血流や酸素の供給を遮断してしまいます。
装着し続けることで腹筋を使わなくなるので、筋力の低下にも繋がりますから当院ではは長時間の着用をおすすめしていません。
とはいえ、当院に到着いただいた際は一目でわかるほど、歩き方、立ち方もおかしくなっていたので、すぐに施術に入りました。

ぎっくり腰の施術ポイントともなる、みぞおちに圧痛と強いコリがあります。骨盤の前側の太ももの筋肉もカチカチです。また首の前側と鎖骨近辺も硬くなっています。腰の痛みを身体の前側で一生懸命支えてあげて頑張っている感じです。

クライアントさんが横向きの体勢になれたので、そのまま整体を行いました。しかしまた痛みがかなり出ているので、調整も無理は禁物です。痛い患部はいわゆる「傷」ですから、いきなりそこを揉んだり触れたりしません。バランスを整えていきながらも、1つ1つ痛みなどを確認しながら丁寧に、患部とは違う場所を触れていきます。

痛みと相談しながら少しずつ、少しずつ、バランスを整えていく感じです。

当院ではぎっくり腰に限らず、無理な体勢で施術は行いません。伸びない部分があれば伸びるようにしてから体勢を変えつつ施術を行います。辛い体勢で施術を行うと余計に体が緊張してしまい症状が悪化する可能性が高くなるからです。当院では施術可能な状態になってから、無理のない施術を心がけています。
施術後は、最初よりは違和感なく立って歩けるようにはなっていましたが、まだ辛そうな感じは当然残ります。しかし、これ以上私が何かすると、余計に痛みが悪化したり、帰った後に辛くなりやすいです。

よく巷で見かける、「1発で治します!」というような治療院のキャッチコピーを。目にしますが、身体の自然法則の観点から考えるととてもおかしなことを言っているのがすぐにわかります。

痛めた組織はいきなりは回復しません(^^)

転んで怪我をするのは一瞬ですが、治るまでに時間はかかるのと同じです。
様々な事情や背景があり、段階を経て慢性化した症状は様々な段階を経て回復していきます。それが自然の法則です。
痛みは【ちょっと待って!】のサインなのです。そのための”ぎっくり腰”なんです。
痛みだけを止めれば治った、とお考えの方は痛み止めの注射を打ってください。
ただし痛みがなくなった状態で無茶をすると感覚を鈍らせているだけですので、実際には治っていない上に組織を動かしたり、休息を忘れますので余計にひどくなります。少し考えればすぐにわかることです。
薬や注射はあくまで【応急措置】です。薬で根本治癒する訳ではありません。もちろん薬や注射が必要な時もありますから、それを否定するつもりはありません。状況に合わせてうまく付き合えばいいだけです。

世の中は様々な情報で溢れかえっています。SNSなどの発達により、これからの将来はますますたくさんの情報で溢れかえることになります。

だからこそ、ご自身の健康や食べ物など、何を選択するか?自己責任で判断する事が大切になってくると思います。

痛みがなくなりさえすればその過程や理由なんてどうでもいい、とお考えの方はお互いのためにならないと判断して、当院では施術をお断りしています。
癖づいてしまった症状を、根本から解決するには何が原因で痛みが出ているのかをきちんと理解する必要があります。
そして押し込めていたご自身のホンネの部分にもきちんと目を向ける、見つめ直す必要があります。施術で体質を変えていくのと同時に
自分の行いや考え方に「気づく」ことが必要です。
施術後に、まだ痛い、こう動かすと痛い、と痛みを追いかける方も治らない人の典型的なパターンです。

あとは単純に体重が増加すれば、物理的な負荷がかかり腰痛が酷くなります。ひどくなると寝起きに足の裏やかかとも痛くなります。
おいしいものをたらふく食べたい気持ちもわかりますが、腰痛を本気で完治させたければ胃腸を休め、ご自身の本当の気持ちに気づき、受け入れて、すこしずつ行動を変える工夫をしていくことが必要です。

腰痛の原因の80パーセントは心因性、そしてドクターでも腰痛は治せない、と言われる所以は、答えは【その人の中にしかない】からです。
腰は字のごとく身体の要(カナメ)ですので痛むと辛いですが、痛みを出してでも身体は何かを伝えたがっています。
当院には慢性腰痛や、ぎっくり腰が癖づいてしまった方も来られていますが、痛みを悪者扱いせず、素直で謙虚な気持ちでご自身の体と心に向き合えた方はしっかり改善しています。

そうなると、万が一また痛くなった時でも自分の気持ちと向き合うことができ、痛みが出ている意味を理解できるので、気持ちがネガティブになることもなく、良くなるスピードも非常に早まります。

慢性腰痛、慢性ぎっくり腰の方に理解してもらいたく当院の考える本音を書かせていただきましたm(_ _)m
厳しい表現もありますが、辛い症状にお悩みの方にさらに辛い思いをして欲しくないのでストレートに書きました。
これからもクライアントさまお一人お一人に的確なお身体のナビゲートができれば嬉しいです!

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